面倒な端処理なし!裏まで綺麗な1枚仕立ての巾着袋の作り方

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こんにちは、もののんです。

入園入学準備ではもちろんのこと、普段の生活でも「巾着袋」は大活躍。
箸入れやコップ入れはもちろん、小さいお子さんだど、外出時に必要なお菓子やよだけかけを入れることもできます。
「巾着袋」は本当にいろんな用途に活用できる優れものです。

同じサイズが何枚あってもいいですし、
サイズ違いでも欲しくなりますよね。

もののん
もののん

そして、よく使う巾着袋は、洗濯もたくさんするので、
丈夫ですぐに乾くものがいいですよね。

そこで今回は、1枚仕立てで軽くて乾きやすい巾着袋をご紹介します。
面倒な端処理の「ジグザグミシン」を使わずに、裏まで綺麗で尚且つ丈夫な仕上がりになります。

もののん
もののん

直線縫いのみで、初心者さんでも簡単にできます。
是非、お子さんに手作りの「巾着袋」を作ってみてはいかがでしょうか。

今回紹介する巾着袋のついて

縫い代が綺麗な巾着

タテ:17.5cm
ヨコ:15cm
マチなし
一枚仕立て
縫い代袋縫い

一枚仕立ての場合、布端がどうしても出てしまうため、「ジグザグミシン」や「ロックミシン」で端処理をする必要があります。
しかし、「ジグザグミシン」だど、どうしても何度も洗濯しているとほつれてくる場合もあります。

もののん
もののん

それに、意外と「ジグザグミシン」がうまく縫えなかったり面倒だったりするんですよね。

そんな初心者さんのために、簡単な「袋縫い」という縫い方を使って巾着袋の作り方をご紹介します。
布端が完全に隠れているので、何度洗濯してもほつれが出てこず丈夫です。

必要な材料と道具

材料と道具
  • 布 1枚
  • 紐 (今回はアクリル紐)
  • ミシン
  • ハサミ
  • アイロン
  • チャコペン(フリクションペンでも可)
  • まち針(クリップでも可)
  • ミシン糸(60番)
  • 糸切りばさみ
  • 紐通し(ヘアピンや安全ピンでも可)
  • あれば便利 目打ち

今回使用した生地

今回は、国産綿ポリを使用しました。

全く同じ生地はリンクがなかったため、
似た商品のリンクを貼っています。


ポリエステルを交織しているため、綿のような肌触りなのに、シワに強く洗濯物もすぐに乾きます。
綿とポリエステルのいいとこ取りをしたような生地です。

洗濯頻度の多い、学用品にはもってこいの素材だと思っています。

生地についてはこちらの生地も参考にしてみてください。

【初心者向け】生地の基本と選び方のポイント〜用途別おすすめ生地も紹介〜

今回使用したのは、私も大好きでおすすめしている「生地のマルイシ」さんの綿ポリになります。

純国産で高品質な生地で、少しお値段は高めではありますが、品質は間違いなしです。
水通しなしですぐに縫えるところも、初心者には嬉しいポイントです。

他にも、オックス生地やツイル生地だど、1枚生地でも丈夫な巾着ができます。

【初心者におすすめ】ハンドメイドが10倍楽しくなる生地屋さん5選+α

袋縫いの巾着袋の作り方

それでは、作っていきましょう。

全部で工程は7個あります。

  1. 生地の裁断
  2. 外表でヨコを縫う
  3. 中表でヨコを縫う
  4. 袋口の折り目をつける
  5. 開け口を縫う
  6. 袋口を縫う
  7. 紐を通して完成

① 生地の裁断

生地の裁断

お好みの生地を写真のように裁断します。
今回は、ヨコ18cm タテ42cmにカットしました。
(写真は生地を横から見ています)

紐の長さは45cmとなっていますが、長さはお好みでいいと思います。
(出来上がりのヨコ寸法)×3 で計算しています。

好きなサイズに作りたい場合

(作りたいサイズのタテ寸法)+ 縫い代 3cm
(作りたいサイズのヨコ寸法)× 2 +  縫い代 7cm

こちらの計算式に当てはめて、必要な生地を用意してください。

② 外表でヨコを縫う

外表でヨコを縫う

外表(表生地が上に向いた状態)で生地を縦方向に半分に折りたたみます。
端をまち針やクリップで押さえたら、ヨコを縫っていきます。

袋口から6cmは縫いません。
この部分が紐通し口になります。

縫い代は5mmで縫います。

縫い代5mmで縫うのが難しい場合

もし、端っこを縫い代5mmで縫うのが難しい場合は、

縫い代を1cmで縫った後にハサミで5mmにカットしてください。

5mmよりも大きく縫ってしまった場合も、
縫った後に縫い代を5mmにカットします。


この場合は出来上がりのヨコサイズが5mm小さくなります。

③ 中表でヨコを縫う

裏返す

ヨコが縫えたら、「ウラ」生地が表にくるようにひっくり返します。
この時に、角も目打ちなどで綺麗に出しておきましょう。

ひっくり返せたら、アイロンで形を整えます。

中表でヨコを縫う

ウラ生地が表になるように(中表)なっていることを確認したら、
今度はヨコを縫い代1cmで縫っていきます。

この時も、袋口の6cmは縫わずに開けておきます。

④ 袋口の折り目をつける

袋口になる部分に折り目をつけていくんですが、
ここで、綺麗な袋口にするための「切り込み」を入れていきます。

切り込み

ヨコの縫い止まり部分に、写真のように1cm程の切り込みを入れます。

ここで注意

縫い止まりよりも1mm程上をめがけて切りましょう。
糸を切らないように注意します。

切り込み後

変わりにくいですが、写真のように袋口が折れるようになります。

次に、袋口の上部分の折り目をつけていきます。

袋口折り目

アイロンで布端から6mm〜7mmのところで折り目をつけます。
工作用厚紙やアイロン定規を使うと便利です。

⑤ 開け口を縫う

開け口を縫う

切り込みを入れた袋口をアイロンで割っておきます。

写真のように、先ほど折り目をつけた袋口上部分が下になるようにアイロンをかけます。

折り目が付いたら、赤線のように「コの字」に縫い代5mmで縫います

ここでポイント!

あき口の境目の部分は、力が加わる部分なので、返し縫いを何度か重ねます。

⑥ 袋口を縫う

縫い代を倒す

あき口が縫えたら、アイロンで袋縫いをしたヨコの縫い代を片方に倒しておきます。


そして、袋口にもアイロンで折り目をつけていきます。

袋口の折り目

袋口を手前に2.5cmの幅で折り目をつけます。

この時に、下の袋縫いをした縫い代を3、4mm程重ねるようにします。


縫い代を重ねる

まち針等で固定してから、袋口を縫っていきます。

袋口を縫う

上から2.3cm程のところを反対側もぐるりと縫います。
返し縫いはせず、縫い始めの縫い目に3針ほど重ねると見た目も綺麗に仕上がります。

⑦紐を通して完成

紐通し

写真のように、紐を通します。

紐通し後

紐はしを結んだら、巾着袋の完成です。

さいごに

いかがだったでしょうか。
直線縫いだけですし、簡単にできそうですよね。
不器用な私でも、それなりにできました。
初心者さんにも挑戦しやすい巾着袋、是非お子さんに手作りしてみてくださいね。

このレシピは素人が考えたものですので、プロの方が見ると変なところがあるかもしれません。
プロが考えたレシピではないことをご理解ください。

他の巾着袋の作り方も紹介しています。
よかったら参考にしてみてください。

初心者でも簡単!1枚仕立ての巾着袋の作り方【作りたい大きさで作れる】

面倒な端処理なし!裏地付き巾着袋の作り方 袋口布切り替え 

最後までご覧になってくださり、ありがとうございました。

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