面倒な端処理なし!裏地付き巾着袋の作り方 袋口布切り替え 

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今回は、面倒な布端処理がない裏地付きの巾着袋の作り方をご紹介します。
直線縫いだけでできるので、初心者さんでも簡単です。

もののん
もののん

袋口の布を切り替えているので、ちょっとしたアクセントにもなります。
オリジナルの色合わせをしてハンドメイドを楽しんで見てください。

入園入学準備で必ず必要となる巾着袋。
作りたいサイズでできるよう計算式も後半で紹介しています。

是非、参考にしてみてください。

今回紹介する巾着袋について

出来上がりサイズ

サイズ  タテ:22cm ヨコ:20cm
2枚仕立て 裏地付き
マチなし
袋口布切り替えタイプ

※表布が柄に向きのないタイプの作り方を例にしています。

もののん
もののん

袋口が切り替えになるだけで、一気に上級者っぽい仕上がりになります。

面倒な端処理がないですし、裏地付きなので丈夫です。

必要な材料と道具

材料と道具

材料

  • 布  表布 1枚
    内布 1枚
  • 紐  今回はアクリル紐
  • ミシン
  • ハサミ
  • アイロン
  • チャコペン(フリクションペンでも可)
  • まち針(クリップでも可)
  • ミシン糸(60番)
  • 糸切りばさみ
  • 紐通し(ヘアピンや安全ピンでも可)
  • あれば便利 目打ち

今回使用した生地

今回は、表布にオックス生地、内布に綿ポリを使用しました。


内布に綿ポリを使用した理由は、裏地付きでも乾きやすくするためです。

どうしても、1枚仕立てよりも乾きにくくなったしまうため、
機能性も上げておくとストレスなく使用できます。

おすすめの綿ポリ
完全国産の綿ポリは綿の肌触りに近いのにシワになりにくく学用品にはもってこいの素材です。

【初心者向け】生地の基本と選び方のポイント〜用途別おすすめ生地も紹介〜

リンク

ちなみに、1枚仕立ての作り方はこちら

裏地付き巾着袋の作り方(袋口布切り替えタイプ)

それでは、さっそく作っていきましょう。

巾着袋の工程は全部で7つあります。

  1. 生地を裁断する
  2. 表布と内布を縫い合わせる
  3. 脇を縫う
  4. 返し口から表に返す
  5. 返し口を閉じる
  6. 袋口にステッチをかける
  7. 紐を通して完成

1、生地を裁断する

まずは必要な生地の大きさに裁断していきます。

表布・・・タテ:44cm ヨコ:22cm 1枚
内布・・・タテ:52cm ヨコ:22cm 1枚
紐・・・65cm〜70cm(お好みで)2本

今回は、柄に向きがない生地を使用しているので、表布・内布ともに1枚ずつで大丈夫です。

2、表布と内布を縫い合わせる

表布と内布を中表にして、縫い代1cmで縫い合わせます。

表布と内布縫い合わせ
中表って?

写真のように。オモテ同士を向かい合わせた状態のこと。

中表

内布の方が長いため、このように折り込んで縫います。

縫い合わさったら、縫い代を割っておきます。

3、脇を縫う

先ほど割った縫い代を上下で合わせるようにおきます。

写真の赤線部分を縫い代1cmで縫い合わせます。

この時、紐通し口と内布の返し口は縫わずに開けておきます。
(紐通し口2cm 返し口5cm)

縫い終わったら、縫い代をアイロンで割っていきます。


返し口のところもしっかりとアイロンで折り目をつけてください。

ここでワンポイント!

縫い代を割る前に、角の4箇所を写真のようにカットすると、割りやすいですし、綺麗な角ができます。

注意

角をカットする際に、縫い目を切らないように気をつけましょう。

縫い代が割れました。

4、返し口から表に返す

返し口から、表布を出します。

MEMO

表布の角は目打ちや針を使うと、綺麗な角が立ちます。

5、返し口をとじる

内布の返し口を閉じます。

2mmでミシンをかけてもいいですし、手縫の「コの字縫い」でも大丈夫です。

今回はミシンをかけました。

コの字縫いって?

外の生地に縫い目が出ないように布同士をとじる縫い方です。
縫い目が出ないので、仕上がりが綺麗になります。

返し口をとじたら、内布を中に入れます。
袋口部分となるところは2cm出していきます。


全体の形を整えて、アイロンがけをしておきましょう。

6、袋口にステッチをかける

袋口の位置が決まったら、この部分にステッチをかけていきます。


この時に、ミシン台をこのよう外すと、縫いやすくなります。

7、紐を通して完成

紐通し口から、このように紐を通します。

紐先を結んだら、完成です。
お好みでループエンドをつけても可愛いです。

お好みのサイズで作りたい方

入園入学準備だど、園が学校指定のサイズがあったりしますよね。
そんな方のために、簡単な計算式を紹介します。
作りたいサイズのタテとヨコの寸法を当てはめるだけで、
必要な布をサイズが分かります。

表布

タテ
[(作りたいサイズのタテ寸法)−(袋口部分)2cm ] × 2 + 縫い代 2cm

=(作りたいサイズのタテ寸法)× 2
ヨコ
(作りたいサイズのヨコ寸法) + 縫い代 2cm

〈例〉 作りたいサイズ タテ:18cm ヨコ:15cm の場合

タテ
18cm × 2 = 36cm

ヨコ
15cm + 2cm = 17cm

タテ:36cm ヨコ:17cm

内布

タテ 
[(作りたいサイズのタテ寸法) × 2 +  8cm
ヨコ 
(作りたいサイズのヨコ寸法) + 縫い代 2cm

〈例〉 作りたいサイズ タテ:18cm ヨコ:15cm の場合

タテ
(18cm × 2)+ 8 =44cm

ヨコ
15cm +  2 = 17cm

タテ:44cm ヨコ17cm

内布のタテ寸法は、表布の+8cmと覚えておくと、簡単です!


是非、お好みのサイズでオリジナルの布合わせで巾着袋を作ってみてください。

おすすめの生地屋さんも紹介しています。

【初心者におすすめ】ハンドメイドが10倍楽しくなる生地屋さん5選+α

少しでも、参考になれば幸いです。

皆さん、気軽にハンドメイドして楽しみましょう!

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